残り柿
- 松村茂一
- 2023年11月12日
- 読了時間: 1分
写真を始めたころかな、残り柿に雪が積もって、かつ、猿かなんかが降りしきる雪の中、その柿を食べている、、、みたいな情景にあこがれたことがある。撮れたためしはなかったが。。
またあるとき、こういう光景は、現代を象徴した光景だという記事を何かで読んだ記憶がある。戦前、戦後の食糧がない時代、柿はすべて食料として収穫され、今頃の季節は残っていなかったらしい。これは、私が20代くらいに読んだ話で、おそらく私のような第二次ベビーブーム世代を対象として、その父親、母親、祖父母世代を昔といっているのだろう。
今は、上記のような残り柿に雪、それを猿が食べている・・・みたいな写真はどのように解釈されるのだろう??
依然、「現代を象徴する写真」なのだろうか??それとも違う解釈があるのか??
同じ写真でも、時代とともにその解釈も変わっていくんだろうな、、・・・、なんて思いながら、とりとめのない話を書いています。

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